「“不安が止まらない人”——心配が続く脳のしくみ」
◆ ずっと何かを心配してしまう
・将来のことが気になってしまう
・小さな体調変化でも大きな病気ではないかと考える
・家族の安全が心配で仕方ない
・仕事のミスを何度も思い出す
・「もしも」を考え続けてしまう
吹田市や北摂地域の外来でも、
「不安が止まらない」という相談は非常に多く聞かれます。
しかし不安という感情は、
本来は人間にとって必要な機能でもあります。
◆ 不安は「危険を避けるセンサー」
人の脳には、
危険を察知する仕組みがあります。
これは生存のためにとても重要な機能です。
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脳の働き |
目的 |
|---|---|
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危険予測 |
身を守る |
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心配 |
問題を準備する |
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緊張 |
行動を慎重にする |
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警戒 |
トラブルを避ける |
つまり不安は、
私たちを守る警報装置のようなものです。
◆ 北摂の事例:30代女性の「もしも思考」
北摂地域在住の30代女性。
仕事や家庭は順調でしたが、
常に不安を感じていました。
例えば、
・「もし病気だったら」
・「もし事故が起きたら」
・「もし失敗したら」
という想像が止まりません。
しかし実際には、
その多くは起こっていない未来の出来事です。
つまり脳が、
危険を過剰に予測している状態でした。
◆ 不安が強くなる要因
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要因 |
内容 |
|---|---|
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慢性的ストレス |
脳の警戒状態 |
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睡眠不足 |
不安制御の低下 |
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完璧主義 |
失敗への恐れ |
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情報過多 |
危険情報の増加 |
特に現代社会では、
ニュースやSNSを通じて
危険情報が大量に入ってきます。
そのため脳の警報装置が
鳴りっぱなしの状態になることがあります。
◆ 吹田市の心療内科での支援:「不安をゼロにしない」
「ゆうゆうからだとこころのクリニック」では、
不安を完全に消すことを目標にはしません。
なぜなら不安は、
人間に必要な機能でもあるからです。
大切なのは、
不安に振り回されない状態
です。
🔹① 不安を書き出す
→ 頭の中から外に出す
🔹② 起こる確率を考える
→ 想像と現実を区別
🔹③ 今できる行動を決める
→ 小さな対策
🔹④ 体を動かす
→ 不安エネルギーを発散
◆ 家庭でできるサポート
🔷 ① 不安を否定しない
→ 「考えすぎ」ではなく共感
🔷 ② 情報量を調整する
→ ニュースやSNSを減らす
🔷 ③ 睡眠を整える
→ 不安コントロールの基本
◆ 不安が強い人は、責任感が強い人
不安を感じやすい人は、
未来を考え、
周囲を守ろうとする人でもあります。
その慎重さは、
社会の中では大切な力でもあります。
吹田市・北摂地域で、私たちは
不安を抱える方に対して、
不安を消すのではなく扱えるようになる支援を行っています。