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「“考えすぎる人”——止まらない思考との付き合い方」

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◆ 気づけば同じことを何度も考えている

 ・会話の内容を何度も思い返す

 ・「あの言い方でよかったのか」と悩む

 ・未来の不安を何度も想像する

 ・決断に時間がかかる

 ・小さなことでも気になってしまう

吹田市や北摂地域の外来でも、
「考えすぎてしまう」という悩みは非常に多く聞かれます。

一見すると、これは弱点のように感じられるかもしれません。
しかし実際には、思考が深い人ほど起こりやすい特徴でもあります。

◆ 考える力は本来“長所”

考える力は、

 ・問題を予測する

 ・計画を立てる

 ・他人の気持ちを想像する

といった重要な能力です。

しかし、この機能が過剰に働くと、
思考が終わらないループに入ってしまいます。

思考の特徴

健康な状態

過剰な状態

反省

学習につながる

自己否定になる

未来予測

準備になる

不安になる

分析

理解が深まる

決断できない

想像

共感が生まれる

心配が増える

問題は「考えること」ではなく、
思考を止めるタイミングが失われることです。

◆ 北摂の事例:30代男性の「会話の反省ループ」

北摂地域在住の30代男性。
人間関係の悩みで来院されました。

職場の会話を思い出し、

 ・あの言い方は失礼だったかもしれない

 ・相手は怒っていたのではないか

 ・自分は嫌われたのではないか

と、夜になると何度も反芻してしまう。

しかし実際には、
相手はその会話をほとんど覚えていないことが多い。

つまり、
自分の頭の中だけで問題が拡大していたのです。

◆ 思考が止まらなくなる理由

背景

内容

不安

未来を予測し続ける

完璧主義

間違いを許せない

責任感

ミスを避けようとする

自己評価の低さ

他人の評価を気にする

脳は「問題を解決するまで考え続ける」性質があります。
しかし人間関係や未来の問題は、
考えても完全な答えが出ないことが多いのです。

◆ 吹田市の心療内科での支援:「思考を止めようとしない」

「ゆうゆうからだとこころのクリニック」では、
考えすぎる人に対して、

「考えるな」とは言いません。

むしろ、
思考との距離を作る練習を行います。

🔹① 思考を書き出す

  → 頭の中のループを外に出す
  → 客観視できる

🔹② 思考の時間を決める

  → 「心配する時間」を15分だけ作る

🔹③ 体を動かす

  → 運動は思考ループを止めやすい

🔹④ 完璧な答えを求めない

  → 人生の多くは仮説で進む

◆ 家庭でできる関わり方

🔷 ① 「考えすぎだよ」と否定しない

  → 思考は本人の防衛でもある

🔷 ② 話を整理して聞く

  → 言語化することで思考は落ち着く

🔷 ③ 身体活動を促す

  → 散歩や軽い運動

◆ 考えすぎる人は、深く感じる人

考えすぎる人は、
想像力が豊かで、
共感力が高い人でもあります。

ただ、その感度が高すぎると、
思考が自分を疲れさせてしまうことがあります。

吹田市・北摂地域で、私たちは
考えすぎる思考を止めるのではなく、
上手に付き合う方法を一緒に探す支援を行っています。