「“疲れているのに休めない人”——現代の慢性疲労の正体」
◆ 休んでも回復しない疲れ
・朝からすでに疲れている
・休みの日でもだるさが抜けない
・やる気が出ない
・集中力が続かない
以前より体力が落ちた気がする
吹田市や北摂地域の外来でも、
「とにかく疲れている」という相談は非常に多くなっています。
ただし、多くの場合
単純な“体力の問題”ではありません。
実際には、
身体・脳・心理の疲労が重なっている状態であることが多いのです。
◆ 現代の疲労は「脳の疲れ」
昔の疲れは主に肉体疲労でした。
しかし現在は、
・情報量の増加
・スマートフォン
・常に連絡が来る環境
・仕事とプライベートの境界の消失
などにより、脳疲労が大きくなっています。
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疲労の種類 |
特徴 |
|---|---|
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身体疲労 |
休むと回復 |
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精神疲労 |
気力が落ちる |
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脳疲労 |
思考が鈍る |
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情報疲労 |
常に頭が忙しい |
慢性疲労の多くは、
脳のオーバーワークです。
◆ 北摂の事例:40代女性の「何もしていないのに疲れる」
北摂地域在住の40代女性。
仕事と家庭の両立で忙しい生活。
しかし本人は、
「特別大変なことはしていないのに疲れる」
と話していました。
詳しく聞くと、
・常にスマホをチェック
・家事と仕事の切り替えがない
・休みの日も予定が埋まる
つまり、脳が休む時間がほとんどなかったのです。
◆ 慢性疲労を強める要因
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要因 |
内容 |
|---|---|
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睡眠不足 |
回復機能の低下 |
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情報過多 |
脳の過活動 |
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完璧主義 |
常に緊張状態 |
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運動不足 |
自律神経の乱れ |
疲れが抜けない人は、
単に休みが足りないのではなく、
“回復の質”が低下していることがあります。
◆ 吹田市の心療内科での支援:「回復力を取り戻す」
「ゆうゆうからだとこころのクリニック」では、
慢性疲労に対して次のような視点で支援します。
🔹① 生活リズムの再設計
→ 起床時間
→ 食事時間
→ 光のリズム
🔹② 情報の断食
→ スマホ時間を減らす
→ 通知を制限する
🔹③ 軽い運動
→ 自律神経を整える
→ 睡眠の質を改善
🔹④ 「休む罪悪感」を見直す
→ 休息は回復の技術
◆ 家庭でできる疲労対策
🔷 ① 予定を詰め込みすぎない
→ 空白の時間を作る
🔷 ② 何もしない時間を肯定する
→ 生産性のない時間が脳を回復させる
🔷 ③ 睡眠を優先する
→ 睡眠不足はすべての疲労を増幅する
◆ 疲労は「心からの信号」
慢性的な疲れは、
怠けではありません。
むしろ体と脳が出している
「少し立ち止まってほしい」というサインです。
吹田市・北摂地域で、私たちは
慢性疲労を単なる体調不良ではなく、
生活・思考・環境のバランスの問題として支援しています。