子どもの「不登校」は誰のせいでもない ― 吹田市の支援の現場から
2025.07.16
「学校に行きたくない」と言い出した子どもを前に、戸惑いや不安を感じた保護者の方も多いのではないでしょうか。突然の不登校に「何がいけなかったのか」「甘やかしすぎたのか」と自分を責めてしまう声も少なくありません。
けれど、不登校は誰のせいでもありません。本人にとって、学校という環境が負担になっているだけなのです。無理に登校を促しても、心の状態が整っていなければ、かえって不安や恐怖を強めてしまうことがあります。
吹田市では、スクールカウンセラーや教育支援センター、適応指導教室など、地域で子どもの心に寄り添う支援体制が整ってきています。子どもが「安心して話せる場所」「自分のペースで関われる環境」を持つことが回復への大きな支えになります。
ゆうゆうからだとこころのクリニックにも、不登校の子どもたちが安心して話せる場所を求めて通ってきてくれます。「学校に行けていない」ことよりも、「どう過ごしているか」「どんな気持ちでいるか」に焦点を当てて、少しずつ心をほぐしていきます。
不登校は、決して“後ろ向きな選択”ではありません。自分の心を守るために取った、大切な行動なのです。焦らず、子ども自身のタイミングを信じて見守ることが、何よりのサポートになります。
吹田市の地域資源も活用しながら、子どもと一緒に歩む道を探していきましょう。