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「“うまく話せない自分”を責めないで」:会話が苦手な人の心の守り方

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「人前で話すと緊張してしまう」「思っていることが言葉にならない」——そんな“会話への苦手意識”を持っている方は多いのではないでしょうか。コミュニケーションは得意・不得意の個性のひとつです。しかし、うまく話せないことで自己評価が下がり、落ち込んでしまう人も少なくありません。 
 
現代社会では「話し上手」が評価されやすい風潮がありますが、決して話すことだけが大切なのではありません。「伝えたい」という気持ちや、「聴こうとする姿勢」もまた、大切なコミュニケーションです。 
 
また、会話が苦手な背景には、過去の失敗体験や否定された経験がある場合もあります。そのため、「どうせまた失敗する」「変に思われたらどうしよう」といった不安が先行し、言葉が出にくくなることもあるのです。 
 
認知行動療法では、こうした思考のクセに気づき、現実的な考え方に切り替える練習をします。たとえば「うまく話せなかったけど、自分なりに頑張った」というように、自分を肯定する視点を持つことが大切です。 
 
また、文章や絵、音楽など、話すこと以外の表現方法を見つけるのも、自分らしい自己表現の一歩です。 
 
話すのが苦手でも、あなたにはあなたの大切な魅力があります。自分のペースで、自分らしい表現を見つけていきましょう。 
 
ゆうゆうからだとこころのクリニックでは、コミュニケーションに関する悩みも丁寧にお聴きします。お気軽にご相談ください。 
 
ゆうゆうからだとこころのクリニックでは、心の不調や日常の悩みに寄り添う診療を行っています。どうぞお気軽にご相談ください。